印象に残る色相を1サイトにつき1色ピックアップする

通常ウェブサイトは1色だけで作られていることはあまりありませんが、ここでは調査を簡易化するために一番印象に残った色を1色だけ選んでデータを集めていくことにします。多色使いで印象に残る色がわからないという場合は、そのウェブサイトは無視して構いません。

データ取りをしていくわけですが、三属性をそのまま分類しようとすると立体にプロットしていく必要がありますので、まずは色相だけを見ていくことにします。

カラーピッカーを使って色相を分類

ここではカラーピッカーなどのソフトを用いて、HSBのH(色相、色相角)もしくはWindowsの色合いの数値を用いていくことにします。厳密な区分ではありませんが、下記の表に対応させると傾向が見えてきます。プロットに便利なシートは下記よりダウンロードできますので、お使いいただければと思います。また厳密に数値を管理する性質のデータではありませんので、色を見ただけで分類できるという方はご自分の感覚で分類していただいて結構です。

無彩色(白・灰色・黒)は色相環の中に書くようにしましょう。ほぼ無彩色と思われる色(例えば少し青みがかったグレー)などは無彩色の中に含めた方がわかりやすくなります。

またデータを取っている途中で気づいたことがあれば、メモしておくようにしましょう。

色相調査用ワークシート(PDF形式:約100kB)