モニターの設定

各人のモニターの色温度や明るさなどの設定によっても色は違って見えます。またスマートフォンやタブレットの場合、システム本体での設定とは別に、周囲の明るさを感知するセンサーや省電力アプリなどによって、画面の明るさが都度変わるような場合もあり、画面の色を全ての環境で同じように見せることは不可能です。

さまざまな環境で確認

人によって閲覧する環境があまりにも異なるため、それほど厳密に観察する必要はありませんが、可能な限りの様々な条件で出来上がったものを確認しすることは重要です。見やすい文字や画像が提供されているかどうかを確認しましょう。

特にモバイル端末の場合、外で見られることを考慮する必要があります。直射日光や照明の映り込みなどどのような場所で見られるかわかりません。特に外で使うことが想定されるようなウェブサイトやアプリでは、文字をできるだけ読みやすくしておくことが重要です。

また、液晶保護フィルムによって、思ったよりも読みにくいという場合もありますので、あまり薄い文字を使うのは避けましょう。

WindowsとMacでの違い(Max OS X 10.5まで)

Mac OS X v10.5 Leopardまではガンマ値と呼ばれる値がWindowsとMacでは異なっていました。ガンマ値とは画像の明るさの変化と、出入力電圧の比のことで、かつてはWindowsでは通常2.2、Macでは1.8に設定されており、Windowsでは画面が暗く見え、Macでは明るく見えるということがありました。