彩度とは
彩度とは色の鮮やかさを表し、彩度が高ければ色はあざやかに、低ければくすんだ色になっていきます。色の扱いに不慣れな場合、彩度の高い色ばかり使う傾向があるため、彩度の低い色を上手く使うことが大事です。
彩度とは
彩度とは色の鮮やかさを表す属性です。彩度も明度と同じように「高い」「低い」でその度合いを表します。彩度が最も高い色は鮮やかな原色となり、彩度が低くなるにつれてくすんだ色みを感じない色に変化し、最後には無彩色になります。
彩度が高い色は派手な印象を受け、彩度の低い色は地味に感じます。
配色の上手い下手は彩度の選び方で決まる
色の扱いに不慣れな場合には、どうしても画面上のあらゆる部分を目立たせたいため、彩度の高い色を多用しがちです。これは彩度が高い色ほど目立つという効果(色の誘目性)によるものですが、彩度が高い色ばかりになってしまうと、繁華街で看板を目立たせるようなもので、かえって大事な部分が埋もれてしまい逆効果になります。
ページの中の優先順位を決め、まず内容に興味を持ってもらい、そして全部読んでもらうという流れを実現するためにも、大事な部分に彩度の高い色を、そうでない部分には彩度の低い色のように、彩度を上手く使い分けることこそが配色の極意と言えます。