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配色サンプルを信じない
書店などで入手できる配色サンプルは非常に便利なものですが、そのままではウェブサイトの配色には使えません。面積を調整して配置して使えるかどうかを判断する必要があります。
配色サンプルが全て正しいわけではない
書店に行けば様々な種類のカラーチャートといった本を手に入れることが出来ます。その中には様々な配色サンプルが掲載されており、イメージしやすい形容詞などから3つの色を辞書のように取り出せたりするようなものなどがあります。特に最近の物はありがたいことにRGB値も掲載されているので、そのまま使うことが出来るのが特徴です。
そこでとある本に載っていたサンプルを使って配色を行ってみました。「フレッシュ」というページに載っていた配色サンプルです。面積比は出来るだけ維持することにして、サンプル1と2を作ってみましたが、どうも黄色が暑苦しくてフレッシュな配色とは思われません。
そこで面積比を調整してみたのが、サンプル3と4です。サンプル3の方は黄色をアクセントカラーに持ってきましたが、それでも暑苦しくてフレッシュではないような気がします。4の方はなんだかゆるい印象になってしまいました。
そこで思い切って邪魔をしていた黄色の明度を上げてみたサンプルが5と6ですると、少しはフレッシュなイメージに近づいたかと思われます。