トーンと言葉のつながり
トーンを使う配色の最大の利点は、「暖かい」とか「楽しそう」のようなイメージを作りやすいということにあります。どのようなデザインを行う場合にも、このようなトーンを主で使うという理想のトーンを見つけておきましょう。
また同じトーン同士でまとめると非常にイメージが作りやすく、明度、彩度が近いため調和しやすく、「派手な」とか「優しい」などといったイメージを生み出しやすいのが特徴です。
トーンを上手く利用できれば、配色の幅が広がります。トーンから生み出される代表的なイメージを下記の表にまとめております。ご自分が表現したいイメージの単語を見つけだしておけば、トーンを用いた配色が出来るようになりますので、自分が今から配色するウェブサイトのイメージにふさわしいトーンを見つけておきましょう。
トーン番号 | イメージワード |
---|---|
トーン1 | あざやかな、派手な |
トーン2 | 明るい、陽気な |
トーン3 | 強い、情熱的な |
トーン4 | 深い、伝統的な |
トーン5 | 楽しい、軽い、さわやかな |
トーン6 | 柔らかい、穏やかな |
トーン7 | 鈍い、くすんだ |
トーン8 | 暗い、大人っぽい |
トーン9 | 柔らかい、やさしい |
トーン10 | 落ち着いた、おとなしい |
トーン11 | 地味な、濁った |
トーン12 | 重い、固い |
トーン13 | 清潔な、冷たい |
トーン14 | 寂しい、しゃれた、 |
トーン15 | 高級な、フォーマルな |
トーン12を見て明るくかわいらしいイメージが浮かぶなど大きくトーンがずれる場合はともかく、隣接したトーンくらいでイメージとイメージワードがずれていても、それほど大きな問題ではありません。どの辺りのトーンが自分が表現したいことに近いのかを覚えておくだけでも結構です。